こころを支える精神科領域のお仕事

精神科以外のこころを救う職業

ストレス社会に生きる人々を守る存在

「こころ」を救う仕事は精神科だけではない

精神科以外で、人々のこころを支える職業や関連資格を紹介していきます。医療系心理カウンセラーの資格で、看護師がキャリアアップを目指すのであれば「公認心理師」の取得がおすすめです。病院以外でも、企業や教育現場などで様々な人が活躍しています。ストレスに囲まれた社会だからこそ、こういった仕事の需要が伸びています。こころが弱っている人を助けたいという気持ちがあるのなら、ここで紹介する職業に挑戦してみてはいかがでしょうか。

医療系心理カウンセラー

「公認心理師」は日本初の心理職の国家資格です。医療や福祉などの幅広い分野で心理療法に携わります。公認心理師は、条件を満たせば看護師でも受験できます。そのため、こころの専門家としてキャリアアップを目指す看護師におすすめです。その他にも「臨床心理士」「精神対話士」「学校心理士」「臨床発達心理士」などの資格があります。それぞれの受験資格や役割を紹介していますので、興味のある人は確認してみましょう。

医療系心理カウンセラー

電話相談員

電話で相談者の悩みを解決するのが「電話相談員」の仕事です。電話相談窓口として有名なのは、自殺を食い止めることを目的に運営されている「いのちの電話」です。いのちの電話は全国各地に拠点があり、約6500名の電話相談員が活躍していますが、それでもまだ足りていないのが実情です。また、有料で電話相談に応じるサービスもあります。「お金に関すること」「仕事の悩み」など、相談内容に応じて各分野の専門家が配置されています。

電話相談員

子どものこころを癒やす人たち

「ケアストレスカウンセラー」の上位資格である「青少年ケアストレスカウンセラー」を取得することで、子どものストレスを癒す仕事に就けるようになります。「ひきこもり支援相談士」は、ひきこもりや不登校に悩む子ども、あるいはその家族を支援します。「チャイルドカウンセラー」は、教育現場で働く人が取得することの多い資格です。小学校や保育園で子どもを支える「スクールカウンセラー」になる場合は、「臨床心理士」などの資格を取得する必要があります。

子どものこころを癒やす人たち

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