こころを支える精神科領域のお仕事

患者を支える精神科看護師の仕事

ストレス社会に生きる人々を守る存在

精神科看護師ってどんな仕事?

           精神科看護師ってどんな仕事?

患者の状態に合わせて臨機応変に対応

一般的な看護師の仕事は、患者のバイタルチェックや医師の指示に基づいた診療補助です。しかし、精神疾患を持つ患者の対応をする精神科の場合は少し異なります。検査をしても明確に疾患が判明しないケースも多いため、患者の状態や発言から精神状態を見極める必要があります。そこで大切になるのが、患者との信頼関係を構築するためのコミュニケーションです。会話をして患者の様子を観察しながら医師に報告をします。精神科を訪れる患者は自覚症状がない人もいるため、臨機応変に対応していかなければなりません。また、精神状態が不安定な患者から暴力や暴言を受ける可能性もあります。患者が暴れた場合には複数人で押さえ込んだり、身体拘束や隔離を行うこともあります。日常生活を送るのが困難な患者には、身の回りのお世話をする必要もあるでしょう。
入院歴が長い患者も少なくありません。中には数十年間ずっと入院している患者もいます。そのため、高齢になって認知症を併発する場合があります。高齢の患者に対応するために、高齢化による諸問題に対する看護についても理解しておかなければなりません。

薬の管理

精神科では投薬による治療が行われます。そのため、薬を継続的に服用してもらえるよう、患者に対して働きかける必要があります。副作用があるため、看護師は患者の状態を細かく観察しなければなりません。副作用を可能な限り少なくしつつ、最も効果のある投薬を目指します。

精神科の特徴

精神科で行われる治療は長期化するケースが多いです。そのため、同じ患者に対してじっくりと向き合うことができます。患者とのコミュニケーションと観察が治療のカギとなるため、患者と共に歩みながら病気や生活のことを考えていけるやりがいがあります。
残業が少ない点も特徴として挙げられます。命に関わるような突発的な病気ではないので、患者の状態が急変したことによる残業が少ないのです。日勤のみで働く場合、毎日17時に退勤しているという看護師も少なくありません。ワークライフバランスを保ちやすいため、家庭を持つ看護師に人気があるようです。また、注射や点滴の機会はあまりなく、同じ患者の診察は週に1回程度であることが多いです。他の診療科よりも医療的な処置を行う回数は少ないでしょう。そのため、復職を考えているものの、看護技術の低下により現場復帰に不安がある看護師にも人気があります。家庭と仕事の両立を目指す看護師にとって、働きやすい環境があるといえるでしょう。

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